結核患者の咳や飛沫の中にいる
結核菌を吸い込んで感染し
主に肺に炎症を起こす病気よ。

小児の場合、
家族の中に感染者がいて感染しちゃう事が殆ど。

学校や職場などでの
集団感染が問題になっている病気よね。

過去の病気ではなく、
現在でもどんどん患者さんは増えているそうよ。
もちろん死亡率はかなり低いようだけどね。

BCGを受ければある程度予防できるわ。
殆どの場合、
生まれて初めて受ける予防接種がBCGじゃないかしら?




結核にはいろいろなタイプがあるけど
乳幼児に多いのは
肺門リンパ節結核
で特徴的な症状はリンパ節の腫れね。

乳児期に発病すると合併症として
結核性髄膜炎
を起こして死亡したり、
命が助かっても重い後遺症を残すことが・・・

大人の場合は感染しても発病しないことが殆どだそう。

結核を発病すると
発熱、せき、ゼロゼロ、食欲不振、顔色が悪いなどの
症状がでてくるからおかしいと思ったら
早めに受診しましょうね。


入院して薬物治療をするようになるわ。
早期治療をすれば殆どの場合
治るようになっている時代だけど
身近な人は結核の発病を予防するために、
約半年間は抗結核薬を服用するようになるわね。
ツベルクリン反応で陰性だった場合は
BCGを接種して、免疫をつくり、結核を予防するのよ。


随分前にTVで結核を患った人が
きちんとお薬を飲まずに中途半端に止めてしまって、
その薬に抗体をもった
結核菌が生まれてしまっていると言っていたの。
もちろん結核に限ったことではないんだろうけど
結核は感染率が高く集団感染が怖い病気なのに
そんな強い結核が生まれてしまっていて
しかも少しづつ変化しながら広まっているなんて言うじゃない!

患者さん自身も結核が完全に死滅しないから
いつまでも薬を飲み続けていて大変だって言っていたわ。
どんな病気でもそうなんだけど
勝手にお薬をやめずきちんと
しっかり完治させることが大事よね。