生後1カ月くらいまでの
赤ちゃんに多い新生児ニキビ
おでこやほっぺに、赤いブツブツができるの。

大人のにきびのように
中に芯のあるものもあるけれど
痛みや痒みはないそうよ。

脂漏性湿疹
脂分と頭のよごれがいっしょになって
黄色っぽいかさぶたのような
フケのようなものができるのよ。


これは擦らずにお風呂などで
ふやかしてはがすようにして取ってあげるのが◎。
つめではがしたりするのはダメよ。

ローションやオイルなどを
使ってあげてもきれいに取れるわ。

どんな湿疹にしろ
清潔を保つことが一番大切なのね。

乳児湿疹は大体生後半年までには
消えていくものだから
あまり神経質にならなくても大丈夫よ。




始めは色も白くかゆみなどはないのに
炎症が進むと赤くなり、
ブツブツも大きくなるわ。

汗の出やすい部分に多くできるのだけど、
わきの下や首筋など掻いてしまったり
擦れたりしやすい場所にできてしまうのよね。

そうすると更に悪化して痒みも増し
また掻いてしまう~なんて悪循環に。

ひどくなると
“あせものより”
という状態になりそこから
“とびひ”などになってしまうことも。

ここまでひどくなると
長引いて厄介になってきちゃうわ。

“掻かない”“擦らない”“清潔”
は絶対に徹底しなくてはダメね。




おむつがあたる部分だけ
真っ赤に炎症を起こして痛がるわ。

ブツブツができたりただれたり、
じくじくなったりしちゃうのね。

オムツかぶれの原因は
うんちやおしっこだけじゃなく、
オムツの繊維やゴムが合わなかったり
洗剤やよかれと思ってつけた
パウダーなども考えられるんですって。

とにかくおしりはよく乾いた状態にしておくこと、
汚れたらすぐに交換すること、
おしりはきちんと拭いて
清潔を保つことを徹底しなきゃダメなのね。


私の子どもたちは
軽いおむつかぶれを起こしたことがあるわ。
外出先でオムツの交換が遅れたら
あっという間に真っ赤に・・・
皮膚科にも行ったんだけど
お家ではできる限りお尻を洗ってあげたり、
オムツをより通気性重視のものに替えたり、
お尻を拭いた後に
すぐにおむつをつけず乾かすなど努力をしたわ。

ハイハイ時期になってしまうと
オムツを外すと喜んで
どこかに遊びに行っちゃうので
ついてまわらないとその場でじゃぁ~~
なんてことも・・・(笑)

病院のお薬もきちんと塗ってすぐに治ったわよ!


オムツかぶれととっても似ているの。
真っ赤になってただれを起こしちゃうわ。


おむつかぶれとそっくりだけど
素人判断は禁物。

なぜなら
“おむつかぶれ”
“カンジタ性皮膚炎”

症状は似ていても
治療法は全く違うのよ。

カンジタの治療は
“抗真菌薬入りの軟膏”を使うの。
おむつかぶれで受診した時に貰った
“ステロイド入り軟膏”
カンジタ性皮膚炎に使っちゃうと
ステロイドが菌の栄養源になって
悪化するなんて事があるわ!

だからきちんと病院へ行かなくてはダメよ!


“カンジタ性皮膚炎”と
“おむつかぶれ”違い
おむつかぶれはおむつが当たる部分にだけ
炎症が起きるのに対し
カンジタは皮膚のしわの奥まで炎症を起こすこと。

股のくびれの部分
赤くただれていなければ おむつかぶれ、
赤くなっていたらカンジタの疑いが大よ!!


小さな水疱ができて、
それがすぐにつぶれて、汁がでてくるの。

痒いからついつい掻いてしまって
その汁がついた手
他の部位を触ってしまうと
どんどん増えていくわ。

感染力はかなり強いから
保育園や幼稚園などで広がっていくし、
家庭内でも感染していってしまうのよ。

生後間もない赤ちゃんが感染すると
敗血症や肺炎などを
起こしてしまうことがあるんですって!




普通は痛みや痒みはないの。
イボは始めは小さいものが 徐々に大きくなって
真ん中にくぼみがある半球状に膨らんでくるわ。

その頃になってくると
痒みがでてくるケースが増えてくるわね。

イボの色は皮膚と変わらないわ。
イボの中に白っぽい粒が入っていて
その中にウイルスが入っているの。

イボが潰れて
この白い粒に触れてしまうと
またそこにイボができてしまうのよ。


半年以上すると抗体ができて
自然に治っちゃうみたいだけど
どんどん大きくなって
痒くて我慢できない場合や
気になる場合は
病院で取って貰う治療もできるわ。

これはお医者さんでピンセットを使って
むしりとってもらうんだけど
かなり痛みを伴うらしいの。

だからとるのであれば数が少ないうちにしないとダメ。

最近は痛みを少なくする麻酔シール
採用している病院が多いので
以前ほどの痛みはないようだけど、
子供には苦痛だろうから
無理して取らなくてもいいかも知れないわ。


私の下の子は水イボを貰ってきたわ。
でも特に増えることもなく気がついたら治ってた。
3~4個位だったかしら?
でも私の甥っ子達はかなり広範囲に数多くできていて
兄弟間で感染してて結構ひどかったわ。
お腹や背中、腕にもびっちり・・・

1年後まだあったんだけど気がついたら消えてたわね。
特別イボを取る治療はしなかったみたいだったけど
完治まで結構長くかかっていたわよ。


突然38度以上の熱を出して、
目、口、鼻の穴のまわりが赤くなって、
やがて水疱になるの。

わきの下、股など
リンパ節のあるところが赤く炎症を起こし、
首やわきの下なんかの擦れやすい部分から
皮がむけはじめてしまうんだけど、

かなり強い痛みがあるんですって!!


この病気は気になる症状があったら
すぐに病院行かなくてはダメよ。

通院や自宅でのケアで治る病気ではない
の。

皮膚の症状の他に
目やにや鼻、のどの粘膜から
黄色ブドウ球菌
見つかればSSSSという診断がつくんですって。

入院して抗生物質の点滴を受けることがメインで
その他、皮膚の炎症部分には抗菌薬で
治療するようになるわ。

この病気はちょっと怖い病気のような
感じがするけど適切な治療で
きちんと治る病気だからあまり慌てないで。

皮膚症状も、時間は時間はかかるものの
あとを残さず治す事ができるんですって!

とにかくおかしい!と思ったら
すぐに病院へ行くことが大事よ!


かぶれた部分を清潔にして
抗炎症薬を塗るといいわね。

単純にかぶれと明確な場合であれば
市販薬でOK。

ただし、ひどい場合や
他の病気の心配がある場合は
素人判断で薬を塗らず
小児科か皮膚科へ行って
診断してもらいましょうね。

原因が特定できた場合は、
今後はその原因を
直接触れることがないように
注意してみてあげましょう。


普通はおしり、背中に
青みがかったアザのようなものがある状態よ。

肌が青いというカンジかしら。

でもお尻や背中だけじゃなく
四肢、顔面、腹部にできる
異所性蒙古斑というのもあるのよ。


10歳頃までには消えていくものだから、
特に治療は要らないわ。

異所性蒙古斑に関しては
大人になっても残る場合があるけど
治療の必要はないわね。


いちごの表面のような
赤いプチプチがいろいろな場所に、
いろんな大きさでできるわ。

毛細血管の壁を作っている
内皮細胞と呼ばれる部分の
増殖が原因ということよ。


自然に消えてしまうものなので
特に治療は必要ないわ。

でも
ただれや出血がある。
目や口をふさいでいる。
口唇や外陰など、日頃傷つきやすい場所にある。

などの血管腫は、傷から二次感染を起こし、
潰瘍化して治りにくくなる可能性があるから
レーザー治療や手術をする場合があるわ。