股関節がずれたり、はずれたりする
脱臼を起こす病気なのよ。

完全脱臼
外れかかっている亜脱臼
股関節部分の発育不良による
股関節臼蓋形成不全があるわ。

女の子に多い病気よ。

先天性という名前がついていながら
実は9割方が後天性という病気。

原因はおむつをつけるときなどの
赤ちゃんにとっての
不自然な姿勢だと言われているわ。




股の関節の音が聞こえたり、
足の開きが悪かったり、

左右の太ももにできるしわの数が違う、
左右の足の長さが違う、
歩き方がおかしい。

などからわかることが多いわ。
検診で先生に指摘される場合もあるわね。


臼蓋形成不全亜脱臼など軽度の場合は、
おむつや衣服のつけ方と
抱き方の見直しや
股関節の体操などで改善することができるわ。

でも完全脱臼の場合などは
一定期間だけ、俗に
“リーメン”と呼ばれている
装具をつけて生活するようになるわ。

これでダメな場合は牽引をしてみるの。

それでもダメな場合に手術となるのよ。

だたリーメンの装着で
かなりの確率で治っていくようだわ。


上の子が生まれてしばらく経ったとき、
母親に
“しわの数が違うわよ?脱臼じゃない?”
と言われたの。
不安になって書籍を読み漁ったけど、
たしかに左右のしわの数が違う・・・
実は足の長さも違う・・・
これはもしかして・・・と不安になったわ。
丁度3~4ヶ月検診があったから
まずそこで相談したの。
先生は確かに長さもしわも違うし、
開くときに少しカクカク言うものの
開き自体は問題がない。
う~~む。という感じだったわ。
“気になるなら病院へ。”というので

すぐ整形外科でレントゲンを撮って貰ったの。

そしたら全く異常なし。亜脱臼でもなかったのよ!
“1歳頃にもう一度来て下さい”って言われて
1歳の時に行ったけど やっぱり問題なかったわ。

あんなにはっきり左右での違いがあっても
自然の場合もあるのね。