細菌ウイルスの中間のような
マイコプラズマ菌が原因で起こる肺炎で
鼻水、しつこいせき、高熱が出ることがあるものの、
かかっても全身状態がよく
比較的元気があるのが特徴の肺炎。

小学生以上に多い肺炎で
別名“異型肺炎”ともいうようね。

大体が軽症で
通院で治ってしまうような肺炎よ。





ほかにとくに目立った症状がないのに
咳がひどい場合は、
このマイコプラズマ肺炎を疑って
とりあえず病院へ行った方がいいでしょうね。

治療にはマクロライド系の抗生物質などを使い、
軽症であれば通院でOK
場合によっては入院して治療するわ。

適切な治療をすれば2週間位で
咳、熱などの症状が治まるわ。
ウイルス性肺炎ほどでないものの、
うつりやすい病気なので登校や通園などしないようにね。


私は小学校1年生の時に
このマイコプラズマ肺炎で入院したの。
田舎だったものだから近くに大きな病院はなくて
小さな診療所で
“風邪でしょう”
と言われたのを信じて、
かなり長い間、素直にお薬を飲んで
寝ている毎日だったのを覚えているわ。

とにかく高熱が続き、そして咳。そして一日に何度も嘔吐・・・。
そんな日がかなり長いこと続いたの。
2週間近く続いた頃、私の顔を見て、お母さんは、
“すぐに病院へ行くわよ!”と
遠くの大きい病院へ連れて行かれたわ。

検査したら“即刻入院です”って・・・。
風邪と信じ込んでいてかなり進行しちゃってたみたい。

毎日2本の点滴をして
なんと1ヶ月も入院するハメに・・・

後から聞いたんだけど、
その日それまで真っ青だった私の顔色が
黄色くなってたんだって。
ちょっとほっとき過ぎよね。(笑)

入院時に
“命に別状はありませんよ”って
言われたのを今でもはっきり覚えてるわ。