熱は出てもそんなに高くなかったり
中には熱の出ない子も。

ん?と思うのは赤い米粒大の発疹が
1~2個程度突然現れることからね。
あれよあれよと言う間にどんどん増えていくわ。

一度かかると生涯免疫ができるけど、
水痘ウイルスはずっと体の中にひそんでいるの。
これが大人になって体調を崩したときに
暴発して出てくるのが帯状疱疹

これは痛みを伴う病気で、
水疱瘡のウイルスが一杯だから
水疱瘡にかかったことのない人は
帯状疱疹の人からうつることも。


かゆみを抑えたり、水疱を乾燥させる外用薬がでるわ、
他にはかゆみを抑える「抗ヒスタミン剤」や
水疱をかきむしったところから
細菌感染しないように「抗生物質」
飲み薬が処方されることも。
しっかり飲めば早く治るのよ。


上の子が3歳になるチョット前に
水疱瘡になっちゃったの。
お薬を嫌がって塗り薬は頑張ったものの、
飲み薬を飲ませるとゲーって吐いちゃうから
3日目位からさぼってしまったの。
お医者さんに経過を見せに行ったら
“きちんと薬飲ませてないでしょ?”と・・・。
“飲ませれば早く治るんです!”と怒られ・・・涙

それから半年後、わき腹に小さな水疱が規則正しく線状に・・・
“まさか・・ねぇ?”と思いながら皮膚科に行くと帯状疱疹・・・。

子供に出るのは珍しいとの話。
余程体力が低下していたのかしら?
それとも水疱瘡のとき
きちんと薬を飲ませなかったのが原因かしら???
今でも頭を悩ませているわ・・・


子どもの場合は、耳の後ろ側から
小さな赤い発疹がでてきて、
そのまま全身に広がってくるわ。
痒みは少しだけあって、発疹が出ない場合もあるの。

熱は37~38度程度が普通だけど
中には40度近く出る子もいれば、出ない子もいるわ。
熱は1~2日、発疹も3~4日で治まるのが通常よ。

どちらにせよ軽い症状で終わるのがこの病気ね。

発疹前に耳のうしろや首のリンパ腺が腫れるのが
この病気の特徴なんだけど
小さい子は発疹から始まることが多いようね。

感染力は強いから学校や幼稚園は登園できないわ。


これと言って治療をしなくても大丈夫よ。
高熱の場合は、状態によって解熱剤を
使うこともあるかも知れないけど
基本的にはそのまま経過を見ることが多いわ。
登校や登園には治癒証明が必要だから
お医者さんには行かなくてはダメよ。




手のひら、足の裏、口の中に水疱ができるの。
出方はまちまちで
口の中に集中する子もいれば手足に集中する子もいるわ。

手足の水疱は痛みや痒みはないけど
口の中の口内炎は痛みが強いから辛い病気ね。

熱は出ても37~38度くらいで2日程度で下がるわ。
中には下痢や嘔吐なんかの症状が出る子もいるようよ。


一応病院へは連れて行くけど、これと言った治療はないの。
特に薬など飲まずに
そのまま経過をみるだけで終わってしまうことが殆どね。
脱水症状には気をつけてあげるようにしてね。


私の子どももばっちりかかったわ。
手足はさほど出なかったものの
口の中は歯茎から舌の裏側まで・・・。
突然の発熱と同時に口の中に口内炎が2個できていて、
慌てて手と足をみたら赤い点々が・・・
口の中をとにかく痛がってかわいそうだったわ。
何を食べても“痛い!痛い!”
本当にかわいそうだった。
3日もすればかなりよくなっていたけどね♪


始めは喉の痛みから始まるわ。
39度前後の急な発熱があって、
のども赤くなっているから
“咽頭炎や扁桃炎かしら?”
と思ってしまいがち。

痛みは強くて
吐きけや嘔吐、頭痛、腹痛、ときには筋肉痛や関節痛なんかも
起きるようだから風邪とも思いがちかも知れないわね。

全身にかゆみのある発疹が出てくる場合もあるわ。

一番の特徴は
「いちご状舌」
赤いぶつぶつした舌になるの。
唇も荒れてくるわよ。


細菌性の病気だから自然に治ることはないわ。
すぐに病院へ行ったほうがいいわね。

抗生物質を飲んで治療するんだけれど、
この溶連菌はとっても厄介
症状が消えたかと思って服用を勝手にやめる
体内に残っていた溶連菌がまた暴れだして、
今度は
急性腎炎や血管性紫斑病
なんかの病気を
引き起こす可能性がでてくるの。
抗生物質は大体2週間程度きっちり飲むようになるわ。


上の子が小2の時、風邪一つ引かない丈夫な子が
ある朝起きて開口一番“喉が痛い!!”と泣いたの。
見ると確かに赤い・・・。
でも頑張れるというので(健気・・・)学校へ行ってもらったわ。
その日はきっとガマンしたのね。何も言わなかったけど、
翌日朝、また“喉が痛い!!
さすがにおかしいと思って病院へ連れて行ったわ。
そしたら・・・溶連菌だったのよ~~!!
熱もなく、喉の痛み以外なんの症状もなくて、
病院では学校へ普通に通ってもいいですよ。って。
後からわかったんだけどその時期
学校内で溶連菌がはやっていたみたいね・・・


急な腹痛と出血斑がサインで、
おしりや足首、手などにいくつも現れる
直径1~5cmほどの出血斑が特徴よ。

腹痛、足首や手首、ひざなどの関節痛が起こるわ。
腹痛を伴う病気なんだけど
それは胃腸にも出血しているためよ。


点滴や抗生物質を使って治療するわ。
よくなったり悪くなったりを繰り返しながら
ゆっくり治していくようになるわね。

足などに重力がかかると、
静脈圧が上がって紫斑を繰り返すことがあるから、
自宅での療養はとにかく安静にすることが大事よ。




両方のほおが盛り上がって赤くなるのが
この病気の最大の特徴なんだけど、
実は
発疹以外の症状
殆どないのよ。

発疹はほっぺだけじゃなく
腕や足にも出る場合があって、
赤くなった部分は痒みがでるわ。

熱は殆ど出ない場合が多くて、
その他の頭痛やセキ、喉の痛みなんかも
極めて稀にしか出ない症状よ。


発疹が出たときには感染力はなくなっているから、
学校や幼稚園を休む必要はないわよ。
さして治療が必要な症状もなければ
特にお薬なんかも必要ないけど
一応お医者さんには診てもらってね。

日光に当たる
痒みが増す傾向があるから
気をつけた方がいいわよ。