「広汎性発達障害」の一つで
対人関係の障害
限定された興味や活動・反復
常動的行動を繰り返す事

が特徴な病気。

はっきりした原因は不明なものの
医学的には
脳の機能の発達障害
もっとも大きい原因では?
と言われているわ。




乳児期には、
視線を合わせない
あやしても笑わない
光や音に敏感で体を常に動かしている
喃語が少ない
抱かれていてもしがみつかない

などの症状があるわ。

幼児期になって集団生活が始まると、
ほかの子どもに興味をもたない
人のまねやごっこ遊びをしない
表情の変化がとぼしい
人見知りをしない
呼びかけに無反応
手をヒラヒラさせるなどの奇妙なしぐさ

が出てくるようになるの。

人への感心が希薄
言葉の遅れも見られるようになるわ。

会話はオウム返しが多く、
会話が成立しなくて、
人の感情を理解することが難しいから
集団行動が苦手で
ひとり遊びが多い傾向があるわ。

自分の活動や興味の幅は
極端に限られていて
強いこだわりがある
のも特徴の一つね。


早期発見・早期治療が
大切な病気だけれど、
自閉症そのものを治す治療はないの。

大切なことは親が自閉症という
障害を認め、受け入れ、
子供と一緒に病気と立ち向かうこと!
と言いますよ。

親子で専門の施設に通い、
指示に従って行動する訓練や、
認知レベルを引き上げる訓練をして、
社会への適応性を高めていく事が
絶対的に必要な療育よ。

自傷行為や興奮などの症状が強い場合は
児童精神科を受診するなどして、
適した治療が必要ね。

とにかく焦らない、悲観的にならないこと
をモットーに二人三脚で進むことが大切なのね。